推奨設置風力発電機 詳細

①主軸にダイレクトドライブ方式を採用

②出力制御にストール(失速)制御を採用

機構がシンプルなので、信頼性が高い。

①主軸にダイレクトドライブ方式を採用

増速機(ギアボックス)が無いので、増速機起因の故障が無い。

ダイレクトドライブ方式の特徴

・増速機がないため、機械的損失(4%程度)がない。

・メカニカルな機構が存在しないため、機械的な故障は発生しない。

・回転数が低いため、高い信頼性と保守性を実現。

・増速機などの機構部品から発生する騒音の発生はない。

・フライホイール効果により、出力の平準化が可能。

Type 変速システム 発電機 長所 短所
A 低速 増速機方式 かご型誘導発電機 安価・構造がシンプル・頑丈 フリッカ電圧・電力調整不可
抵抗率
B 可変速 増速機方式 巻線型誘導発電機 最適な出力調整可 コンバーターサイズ・高価
C 可変速 増速機方式 二次巻線型誘導発電機 最適な出力調整可
コンバーターがコンパクト
速度範囲の制限・高価
D 可変速 ダイレクトドライブ方式
ギアレスが多い
同期発電機 電圧および出力調整可
ギアレス・高効率
頑丈・自己励磁
全量コンバーターが必要
発電機構成が複雑
非常に高価

(出典:NEDO再生可能エネルギー技術白書 第2版)

ピッチ制御装置が無いので、ピッチ制御装置起因の故障が無い。